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全日本選手権、おもろかったわぁ
広島で行われた全日本選手権に行って参りました。
4年ぶりの取材とあって、世界選以上にテンションが高くなったのか、はたまた居酒屋で飲んだペースが速すぎたのか、夜中に起きてトイレの便器で吐きそうになったくらいです。

大会は、はっきり言って、かなり面白かった。
半分は昔の仲間との同窓会なんだけど、走行内容は昔と比べ物にならないくらいレースらしくなっている。
レベルアップしたなあと感激したし、観客も多くなっている。
昔は本当に関係者しかいなかった。
あと、レースの実況中継をやっていたお姉さんのしゃべりもよかった。
イタリアのレース会場のアナウンサーで天才的な記憶力の男がいて、僕が行ったアマのレースで「あのカメラマンは1985年のここのレースで23位となりました」と言ったのがいたけど、しゃべり方は彼女の方がずっと良かった。
とにかく、スタッフの皆様、ご苦労様でした。陰の力がなければ、大会はできません。

それから少し苦言を呈するならば、ジュニアクラスの機材が良すぎる。
親の金でやっているうちは、贅沢な機材はいらん。
ジュニア選手に「お金がなくて自転車ができなかった」なんてことがあってはならない。
国内で、なんらかの規則を設けてもいいのではないだろうか。聞くところによると、トラックレースのエキサイトぶりがひどいようだ。

あと、エリート男子のレースでチームのクルマを走らせること。これは改めてチクリッシモに書きたいけど、これができない限り、これまで以上の発展はありません。みんなの意識改革が必要だ。
予定変更ですぅ
えー、申し上げにくいことなのですが、やはり全日本選手権に行くことになりまして。
いったんあきらめたところ、励ましや援助の電話とメールを複数いただきまして、ならばと簡単に方針を変えるという、優柔不断さでございます。 

これを記念にというか、ツール前のテストの機会というか、レンズを1本購入しようかどうかと迷っていて、今日の会議の結果、決める予定です。
会議は一人でやります。
とりあえずツールに向けて準備
久しぶりに全日本選手権を見に行こうかと思っていろいろ調べてみたけど、広島にはまだ行ったことがない。
コース横にホテルがあるらしいのだけど満室で、結局挫折。週末はおとなしく自宅にいる予定。
7月1日に出国してツール・ド・フランスに向かうけど、忘れ物をしてはいけないし、ホテルの予約ミスも怖いので、最終確認しているところ。

ジェイスポーツのオンラインショップを見たら、これまでの空白の期間を埋めるDVDが充実のラインナップとなっているではないか。すばらしい!
日本でヨーロッパの自転車に触れるといえば、洋書屋でフランスのミロワール誌を買うしか方法がなかった昔が嘘のようだ。
もっとも最近はレベルの低い雑誌や記事もアメーバー的に繁殖しているみたいで、これまた困ったものである。
レンタカーから追加請求が
先日、ジロが終わってローマからベルガモに飛び、そこでレンタカーを借りて翌日にマルペンサ空港に返却。
そうしたら、傷がついていたと28,889円の追加請求が来た。
運転歴30年で、クルマをぶつけたことはほとんどない自分。
ベルガモで借りたとき、すでに傷がついていたのだろうが、夜10時を過ぎていたので見えない。そもそもその傷を発見してクレームを付けようとしても、空港からシャトルバスで行ってピックアップするシステム。係員もいない。

だけど、自分が傷を付けていないということを証明する手はない。
ディルーカやペタッキが処分されたときは「ドーピングしていないことを証明してみろ」だったけど、これといっしょ。

まあ、この手のトラブルはこれまで何度かあるけど、値段につられて弱小メーカーで借りている自分も悪い。今回はAuto Europe(これで2回目!)、前回はSixtという小さな会社なのだけど、やっぱり大手で、しかもフル・インシュランスじゃないとダメだな。
節約は大事だけど、この辺をけちるとかえって高くつく。
CICLISSIMO No.14
CICLISSIMO No.14
『CICLISSIMO』(チクリッシモ)第14号は、100周年ジロ・デ・イタリアの完全レポートと、ツール・ド・フランスの直前展望号です。
 100周年記念大会となったジロは砂田弓弦氏の写真でグラフィックにレポートします。100周年を振り返る特別記事2本を用意しました。一つは選手として、チーム監督として、そしてオーガナイザーとして50回を超えるジロに参加したジョルジョ・アルバーニのインタビュー。ジロの生き証人が自宅で語ったエピソードの数々をたっぷりと紹介します。もう一つの記事は、「私の愛したマリア・ローザ」。自転車ジャーナリストの大御所3人、レキップ紙のブリュネル、ガゼッタ紙編集長のベルゴンズィ、本誌監修者の砂田弓弦が、最も印象に残ったマリア・ローザ選手の思い出を書き下ろしました。100周年記念大会のまさに保存版となる内容です。
 ツール直前ガイドでは、モナコ在住のレーシングドライバー佐藤琢磨によるモナコ個人TTコースの試走レポートを掲載。コースの状況がまるで自転車に乗っているかのように分かります。
● サイクルスポーツ臨時増刊、6月20日(土)発売、
 税込み定価1,575円、A4ワイド判120ページ
● 主な内容
・ 2009ジロの主役たち “ロシアの鷲”デニス・メンチョフ
・ 元マリア・ローザ5人の異なる運命
・ 私が愛したマリア・ローザ 
 パンターニ/ブーニョ/インドゥライン
・ インタビュー “ジロの生き字引”アルバーニ
・ 帰ってきたランス・アームストロング ジロに初挑戦
・ ツール各賞有力選手--総合/ポイント/山岳/新人
・ 佐藤琢磨がツールのモナコTTコースをコルナゴで試走
・ 内部の敵 同チームにエース2人の葛藤物語
機材修理
書斎はプチ・オーディオブームで、以前から欲しかったスピーカースタンドとオーディオラックが山形のメーカーより到着。
今、ベートーベンを聞きながらこれを書いている。

明日は修理に出していた機材がキヤノンから到着するとのこと。
ボディ2台、ストロボ2個、レンズ1本、徹底的に修理されてかえってくる。
レースでいちばん使う70-200mmに至っては、接点ブロック、レンズマウント、ISレンズユニット、マウントゴム、フォーカスユニットすべて交換とのことだ。
よくこれでクラシックとジロを乗り切ったなあと我ながら感心。
「料金合計58,772円です。よろしくお願いします」とファクスに書かれている。
うわーっ。

今、交響曲第5番、「運命」が終わりました。
フジTX-2はいいねえ
チクリッシモ編集部から、フジTX-2で撮った現像済みポジが戻って来たけど、よく写っている。さすが名品と言われるボディ&レンズ!
そのレンズは激高の30mmと、標準と言うべき45mmを買ったのだけど、今となっては90mmを買わなかったのがちょっと後悔。また物欲がうずきだした。

ジロでこのカメラを使ってプロトンの通過を連写していた。
そうしたら、最後尾にいたアームストロングが走りながら立ちションをしていた。
立ちションじゃなくて、走りションだな。でも足を回さずにペダルの上に立っているから、やっぱり立ちションかも。
アームストロングが用足ししながら来たのが分かったとき、1/10秒くらい迷った。シャッターを押すかどうか。
でも連写ってリズムよく撮るから、これを優先して、シャッターを押したら、(撮りやがったよ。ファック!)みたいな感じで行った。本人もちょっと笑っていたけど。

先日、編集部から電話がかかって来て「机の向こうに現像した長巻フィルムが落ちているのに気づかなくて、一こまに折れ目がついてしまった」と連絡があった。
今日、届いたフィルムを見たら、劇的にもそれがなんとアームストロングの例のシーンだった。

まあ、どこにも掲載してはいけない写真だし、それはいいのだけど、でもさすが名品のフジTX-2、シャープに捕らえていた。
しかし、こういう展開になるとは、まさにランス君は神懸かり的である。
近況報告
近況報告
ジロが終わってからすっかり力が抜けてしまい、オフシーズンみたいな感じだ。
生まれて初めて歯医者で抜歯してもらい、これから数ヶ月かけてインプラント治療に入る。
またツールに向けて、ちょこちょこ買い物して機材を充実させている。

ガゼッタはジロ100周年を記念して、A4よりも一回り大きな250ページあまりの写真集を大会期間中から売り出した。歴史的に貴重な写真も多いのだけど、値段はわずか15ユーロ。日本でやったら3倍は行くだろうなあ。現役フォトグラファーで写真が使われたのは、ガゼッタの仕事をしているイタリア人と自分の2名しかおらず、ちょっとうれしい。

それから、今、ガゼッタが定期的にDVDシリーズを出していて、大会期間中に最初のものが出た。今も徐々に発売されていて、16本出る予定だったと思う(たしか今日の新聞に第4号発売と出ていたような)。こちらの方は、けっこうな仕事を任されていて、広告やPOPの過去20年くらいの選手のものは僕のものだ。これはまだ見ていないけど、揃ったところで書庫に並べる予定。

それから4日前のガゼッタに残念なニュースが出ていた。
アミーカチップスの給料未払いは2月から続いていて、とうとうUCIによって活動停止となった。すでにベルタニョッリはディクイジョヴァンニで走っていてジロでも区間優勝を遂げたけど(彼には給料は支払われた)、クイックステップに2名が、フジに1名が移籍を決めた。
日本から選手やスタッフが行っているだけに、とても残念だ。
今年、イタリアではアルジェーリ親子(昨年までサウニエルの監督)がチーム・ピエモンテを立ち上げて春先のレースを走ったが、すぐに空中分解している。
アミーカチップスはイタリアで今年2件目となった(ただしUCIの処分は一時的なものだから、この先、立ち直ることを祈る)。
さらにいくつかのチームが危篤状態にあるという。

写真はジロの各ステージのスタートに置かれた写真集&DVD売り場のスタンド。このパンターニの写真(パネルにはイラストで書かれているけど)はツールで、そしてキャプーチはジャパンカップで撮ったものです。
東京から
昨日、帰国しました。
日焼けするのが嫌いなので、日焼け止めを顔に塗っているのだけど、オートバイで走ると顔が埃りで真っ黒になってしまうのもまた嫌で、塗らなかったことも。
だから、けっこう日焼けしてしまいました。
帰国寸前は忙しいので、メールを下さった方にお返事が書けず、申し訳ありません。でもすべてちゃんと見てます。
1ヶ月間は日本にいて、自宅でゆっくりします。
自転車にも乗りたいなあ。
まずは今日、銀座のキヤノンでカメラの修理をしなくては。何カ所か壊れました。

チクリッシモ第14号は当然ジロ特集で6月20日発売です。内容は詰まっていますので、またご購入、お願いします。その次は8月20日発売のツール・ド・フランス特集です。