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ウルリヒの引退 その2
ウルリヒの引退 その2
ウルリヒの引退はとても残念だったけど、驚きはしなかった。
そうなるのではないかと事前に報道されていたし、この時期になってチームが決まっていないとなると、やっぱり難しいからね。

思い起こせば、これまでの選手の引退でいちばん驚いたのは、やっぱりインドゥラインだったなあ。
ツールで5連勝した翌年の96年のツールが不調で11位に終わったけど(優勝はリース、そして2位はプロ2年目の天才・ウルリヒだった)、それでもアトランタ五輪TTで優勝している。
このシーズンの終わりにバネストとの契約が切れたが、オンセからなんと年俸10億円のオファーがあった!
僕はそのとき、なにかの取材でフランスにいたのだけど、キオスクで買ったレキップの第1面にこの記事がドーンと掲載されていてびっくりした。
今でこそアームストロングがこれを上回る額を稼いだが、当時としてはまさに天文学的数字だった。
引き合いに出されたのはF1やサッカー選手、それにボクシングのタイソンだったような気がする。

ミゲールはブエルタでもリタイアに終わっていて、この先どうするのか大きな注目だった。
そして記者会見の日だけが予告されていた。
その日は忘れもしない1997年1月2日(もう10年も経つか!)。
当時は今のような洗練されたインターネット環境がなく、いわゆるパソコン通信というコマンドを入れてつないでいくもので海外のニュースを読んだ。
そして静かなる大チャンピオン、ミゲール・インドゥラインが引退を選んだのを知って、身体から力が抜けた。

そのミゲール、ウルリヒのことを
「アームストロングよりも上ではなかったけど、下でもなかった」と評し、そして彼を引退させてしまった自転車界を「恥ずかしい」とまで言った。
93年の世界選アマロードで、メルクス以来19歳で世界チャンピオンになったウルリヒはまさに天才だった。
今日、その頃からの写真をスキャナーでスキャンしていて、懐かしいシーンが蘇ってきた。
(写真は93年の世界選アマロードの表彰式。中央が19歳の小僧・ウルリヒ)
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