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UCIの審判
UCIのコミッセール(審判)はまるで警察官のようなお固いイメージがあるのかもしれないけど、実際にはたんなる普通の人たちで、間違いなく自転車が好き。
だからオートバイに乗るフォトグラファーとけっこう仲が良かったりする。
実際、オートバイにペナルティが課せられることも珍しくないのだけど、それはほとんどの場合オーガナイザー側からの処罰であり、審判側からではない。
ただ、僕は数年前に審判からのコミュニケで「砂田は今度やったらレースから除外」という警告がジロで出されたことがある。
無線の調子が悪く、よく聞こえないまま写真を撮っていたのだけど、たまたまこの場所は撮影禁止というお達しが聞こえず、堂々と撮っていたのだ。
まあ、翌日は15分ほど説教を受けて見逃してはくれた。
ただ、こういうときも、その審判の性格が大きく関わってくる。

昨日の審判の一人はベルギー人で、次のツール・ド・フランスでは審判長を務める。
世界選手権や五輪よりも、ツール・ド・フランスの審判長こそ世界のトップなのだそうだ。
僕らオートバイのフォトグラファーと同じことである。
ちなみに数年前だけど、カンチェッラーラが優勝したツール・デ・フランドルで彼は審判長だったので、ゴールの優勝シーンの後ろで大きく写っていた。
この写真が欲しいというので送ってあげたことがある。

残念だけど、日本からクラシックやグランツールで審判長どころか、審判に選ばれた人はまだいない。
場所的なこともあるのかもしれないけど、早く世界的な人が出てくることを願っている。
パソコンの処理速度
パソコンの処理速度
レースが終わるとプレスルームに駆け込み、まずはカメラからメモリーカードを取り出してパソコンに読み込む。
そして、とりあえず日付やレース名などのメタデータを全部の画像に入れる。
2012年までは、この処理が終わるまでにトイレに行っていた。
ところが2013年にMacBook Proを買い換えたら、その作業がものの数秒で終わることが分かって驚愕してしまった。
つまり、それまで使っていたパソコンの処理スピードが遅いことに気づかなかったのだ。

今使っている当時最速のMacBook Proも、もう3年半買い換えていない。
今はもっと速いのだろうか?
スポーツは身体に悪い?
日本にいると、連絡を取るのにLINEが一般的だけど、ヨーロッパではWhatsApp(ワッツアップ)が普通だ。
今朝、取材を予定していた選手からワッツアップで、ちょっと病気気味だから、時間をずらして欲しいと連絡が来た。
僕も若い時にレースをかじったことがあるけど、とにかく練習やレースでいつも身体に負荷がかかった状態なので抵抗力が弱く、すぐに風邪をひいていた。
自転車をやめたらいっきに10kgほど太ったけど、逆に病気はしにくくなった。
スポーツが身体にいいというのは、程度の問題なんだと思う。

リエージュ~バストーニュ~リエージュが終わった翌日にパリで帰国便に搭乗するけど、ここにきてまたパリでテロが起きてしまい、警戒態勢がいちだんと厳しくなるはず。
そうすると、何時に空港に向かっていいのか読めなくなってしまうのが辛い。
今日はフレーシュ・ワロンヌ
今日はフレーシュ・ワロンヌ。
今、朝の6時半でまだホテルにいるけど、空は快晴。
前日の雪マークも当たらなかった。
ただ寒そうなので着込ん行くことにします。
明日からクラシック後半戦
明日ミラノをクルマで出て、アルデンヌ・クラシック、つまりアムステル・ゴールドレース、フレーシュ・ワロンヌ、リエージュ~バストーニュ~リエージュの3レースに向かいます。
イタリアは連日好天なんだけど、ベルギー方面もいい天気が続く感じです。
こんなに天気がいいのは近年なかったと思います。

リエージュ~バストーニュ~リエージュが終わったらいったん帰国して約1週間日本に滞在。
そのあとはジロ・ディ・イタリアに向かいます。
明日はパリ〜ルーベ
明日はパリ〜ルーベ
スタートのコンピエーニュの駅に着いたら、気温計が24度!
明日も暖かくなりそうで、絶好のレース日和です。
だけど、ものすごい砂埃が舞うことは必至です。

これまで別の場所で行われていた自転車の蚤の市が、スタートで行われていました。
古い雑誌や新聞、ブロマイド、おもちゃ等があります。
珍しく、何も買いませんでした。

ジルベール、歴史的な勝利
ジルベール、歴史的な勝利
ツール・デ・フランドルが終わり、イタリアに戻った。
レースはフィリップ・ジルベールが50キロ以上を独走しての歴史的な大勝利だった。
今年、BMCからクイックステップに移籍したのだけど、チームのメンバー層が厚いから、まずは彼が飛び出して敵チームに脚を使わせる作戦に違いなかった。
この時点で、彼の株は上がったはずだ。
ところが後続との差は縮まらず、そのまま逃げ切ってしまうという波乱が起きた。
翌日の新聞には、101回のこのレースの中で、今回の独走記録が歴代ランクに入ることを報道していた。
僕もこれまで取材して来たこのツール・デ・フランドルでは最高のインプレッションだった。

世界チャンピオンや、アルデンヌ・クラシックで3連勝した時のジルベールから見ると、彼の力は落ちた。
だからクイックステップ移籍も、ニュースづくりと金のための両方かと思っていた。
彼はホテルにも出資しているし、自転車屋も経営するビジネスマンでもあるのだ。
だけど、今回これでキャリア後半である印象が吹っ飛んだ。
愛想も良く、僕らにも気軽に声をかけてくれるナイスガイ。僕がジロでガードレールに突っ込んだ時も、翌日わざわざ声をかけに来てくれた。

今回の大勝利で、彼の株が暴騰したのは間違いない。